東京 杉並区で自転車で “あおり運転” をしたとみられる男が、相手の車を傷つけた疑いで警視庁に逮捕されました。容疑を否認しているということです。あおり運転をめぐっては今月末の法改正で罰則が強化され、自転車も対象となります。
逮捕されたのは杉並区荻窪の職業不詳、星山拓也容疑者(42)です。
警視庁によりますと今月15日、JR荻窪駅近くの商店街の路上で、30代の男性が運転する車に自転車でわざとぶつかり、相手の車を傷つけたとして器物損壊の疑いが持たれています。
現場周辺の防犯カメラや車のドライブレコーダーには当時の様子が写っていて、ほかにも自転車を車の前に置いたり周りを蛇行したりして通行を妨害する様子や、ドライバーをどなる声などが記録されていました。
こうした行為は逮捕容疑には含まれていませんが、あおり運転をめぐっては今月30日に施行される改正道路交通法で罰則が強化され、自転車も対象となります。
調べに対して容疑を否認し、「わざとぶつけていません」などと供述しているということです。
■現場商店街の防犯カメラの映像には…
車の右側を通っている自転車が車に衝突する様子が写っています。
自転車がハンドルを切ってわざとぶつけているようにも見えます。
車は動けなくなり、渋滞の列がどんどん伸びていきます。
■被害者の車のドライブレコーダーには…
男の乗った自転車が車の右側を通り過ぎるかのように画面から見えなくなったあと、何かが車体にぶつかる音が記録されていました。
さらに、男は車の前に回り込んで自転車を置いたため、車は前に進めなくなります。
男はまた画面から見えなくなりますが、車をたたいているとみられる音が続きます。
被害者によりますと、車の外に出てやめるよう求め手で払おうとすると、男は「いてえよ、やめてください」と大きな声で叫び、自分が被害を受けたようなそぶりを見せたということで、その時の男の声が記録されています。
その後も男が自転車に乗って車の周りを蛇行する様子などが写っていました。
「罵声や渋滞でパニックに」被害男性
車を運転していた被害者の30代の男性は「商店街中に響く大声で罵声を浴びせられて話にならない状況で恐怖を覚えた。前を自転車でふさがれたうえ、後ろからは車が来ていて渋滞で八方ふさがりになりパニックになった」と当時の様子を振り返りました。
そのうえで「法律が改正されたら自転車についても危険な運転はしっかり取り締まってほしい」と話していました。
■自転車で “あおり” も罰金の可能性
あおり運転をめぐっては、今月30日に施行される改正道路交通法で厳罰化され、自転車もその対象に含まれます。
あおり運転はこれまで法的に定義されていませんでしたが、今回の法改正では通行を妨害する目的での幅寄せや急ブレーキなどの行為があおり運転と規定されました。
自転車も法律上は自動車と同じ車両として扱われ、車両を運転中にこうした行為で危険を生じさせると最高で5年以下の懲役、または100万円以下の罰金を科すなどとしています。
自転車によるあおり運転でも、14歳以上であれば悪質な場合は刑事罰を受ける可能性があります。また、自転車をめぐる「危険行為」の規定も見直され、あおり運転は信号無視や酒酔い運転などとともに「危険行為」の1つとされました。
3年間に2回以上「危険行為」を行ったとして検挙されると、自転車の安全講習を受講しなくてはならなくなり、受講しない場合は5万円以下の罰金となります
以下全文はソース先で
(出典 www3.nhk.or.jp)
(出典 www3.nhk.or.jp)
(出典 www3.nhk.or.jp)
2020年6月23日 17時50分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200623/k10012481041000.html
関連スレ
東京・荻窪商店街の「自転車当たり屋」 防犯カメラ映像が捉えたわざとクルマに激突するトンデモ行為 [トモハアリ★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1592805468/
カテゴリ:事件・事故 > 交通事故
【画像】「遺体の顔が傷だらけで…」池袋事故遺族松永さん初の実名告白
【画像】「遺体の顔が傷だらけで…」池袋事故遺族松永さん初の実名告白

妻・真菜さん(まな・当時31歳)と娘・莉子ちゃん(りこ・当時3歳)の命を奪った池袋自動車暴走事故から1年。被害者遺族の夫・松永拓也さん(33)の、初の実名告白160分。松永さんの心の支えは、今でも、肌に残った妻と娘の温もりだという。1年前、“いつも通りの日々”を送るはずだった、あの日の家族の様子を語ってくれた――。
事故当日の19日は、いつもどおり、朝7時10分くらいに家を出ました。莉子はそのころ、彼女のブームだった“おしりバイバイ”で見送ってくれました。お昼休みの、スマホを使ってのテレビ電話も、いつもと同じ。あの日、2人は、自宅から10分ほどの南池袋公園にいました。
「お父さん、今日は定時? お仕事、がんばってね」
「あれ、珍しく今日は自転車なんだ。気をつけて帰るんだよ」
「じゃあね」
それが、最後の会話となりました。僕のスマホに、突如、警察から、「奥さんと娘さんが交通事故に遭いました」という電話がかかってきたのは、午後2時ごろ。パニックになりながらも電車に飛び乗って、病院に着くと、医師が「即死でした」と。もう、泣き叫ぶしかなかった。
対面した2人の遺体には、顔に布がかぶせられていました。まず真菜の顔をめくったらズタズタなんです、もう、傷だらけで。次に莉子を見ようとしたら、看護師さんが、「娘さんは、見ないほうがいいと思います」。親族からも、「将来、莉子ちゃんの顔を思い浮かべるときに、あのかわいい顔を思い出せなくなるよ」。そうか、と思って。莉子は、その後、業者の方から、遺体を修復するエンバーミングに「顔だけで3日かかります」と言われたほどのひどい損傷でした。
後日、遺体が自宅に戻ったとき、やっぱり、どうしても最後に莉子に会いたくて、顔の布を0.5ミリだけでも下げようとして、これはダメだとわかりました。あれ以上、動かしてたら、僕の心は一生壊れていたでしょう。
松永さんが、1つ年下の真菜さんと出会ったのは、13年夏だった。
わが妻ながら、僕は真菜を人間として尊敬していました。人の悪口や愚痴を言うのを聞いたことは一度もありません。結婚当時、僕はまだ若くて、家計的にも豊かではありませんでした家族を幸せにできるか不安で、つい彼女の前で弱音を吐きました。すると、「私も5人きょうだいで、けっして裕福じゃなかったけど、幸せというのは、お金だけじゃないんだよ。私、今、すごい幸せだよ」。そんなやさしくて気丈な真菜を絶対幸せにする、と胸に誓いました。
莉子が生まれたのは、16年1月11日でした。出産は、僕も立ち会いました。生まれた瞬間には、2人同時に「かわいい!」で、うれし泣きでしたね。つくづく、あの場にいられてよかったと思うんです。命の重みというか、一つの生命が生まれるというのはこんなに大変で、神秘的なことなんだと知りました。大変ながらも充実した子育ての日々が、ずっと続くものだと信じていました。
事故からおよそ1カ月後には職場にも復帰し、事故防止に向けても精力的な活動を続けていた松永さん。今でも、原動力は、天国で見守っている家族の存在だという。
年明けに、こんな夢を見ました。少し背の伸びた莉子が、お風呂から1人で出てきたから驚いて、
「えっ、莉子ちゃん。1人でお風呂に入れるの?」
「そうだよ、すごいでしょ! お父さん」
「すごいね!」
そう言いながら抱きしめてたら、横から真菜がいつのも笑顔で、
「たく! 気持ちはわかるんだけど、体が心配だから、お酒は飲みすぎないでね。飲むんだったら、コレにして」
と、ポンと炭酸水を手渡されたところで、目が覚めました。最近、苦手なお酒が増えてるのをわかってたんだなぁ、それにしても炭酸水かぁと、ほんとに久しぶりに笑っている自分に気づいて。
僕はもう取り戻せないけど、これ以上、ほかの人たちの、かけがえのない日常が失われてほしくない。いつか自分の寿命が尽きたとき、天国で真菜と莉子が出迎えてくれて、僕は1人でも2人でも「命を救うお手伝いができたよ」と報告できたらそれでいいのかなと、そう思うんです。

(出典 news.nicovideo.jp)
【【画像】「遺体の顔が傷だらけで…」池袋事故遺族松永さん初の実名告白】の続きを読む